森永ミルクキャラメル／正岡紗季 Auther ： 正岡紗季Circle ： ペーパーカンパニーTwitter ： @csppc紹介文 ： 食事をテーマにしたエッセイや小説を書いています 代表作は、bonologue シリーズ、おいしい（bon）つぶやき（monologue）でもあり、煩悩のログでもあります
深く深く突き刺さってくるものがありました。お菓子は命を救うことはできないけれど、心は少し、救えるのかもしれない、と思う途中と、思えない最後。『火垂るの墓』を思い出しました。
お父さんの憧れのお菓子が晩年もお父さんを助けてくれたのですね。
「私」とキャラメル、二つの存在に寄り添われて、お父さんは救われていたのではないでしょうか。