悪意のうつしみ 罪科の鏡/松井駒子 Auther : 松井駒子Circle : 梅に鶯Twitter : @komao0120m紹介文 : 浄玻璃鏡と罪のお話です。 梅に鶯発刊「遊園地とクレイン 鏡」に収録している「悪意のうつし身」と同一世界観のお話ですが、登場人物は重複していません。単品で問題なく読むことができます。
罪が明かされないままも、苦しく辛いものなのでしょう。
彼女は死して彼に裁かれて、やっと安らぐ気がします
背景の黒々とした雲のようなわだかまるもののようなこれが、
男の執着にも思えました。
裁かれたいと願った先、それは本当に救いへと繋がるのか。
背中を撫でる不穏さがいい。