麗日/凪野基

Auther : 凪野基
Circle : 灰青
Twitter : @bg_nagino
紹介文 : 猟師と蝶の翅の魔術師がお互いの肚を探り合う感じの連作「空に花、夜の翅の」より。 イベントペーパーに掲載→サイトにて公開中です。 http://bluegray.self.jp/novel/

 

 

 

3件のコメント

  1. 蝶蝶と本、絵になる構図ですね。表現の一つひとつがうつくしくて……素敵な一幕でした。蝶蝶って、なぜか見かけると自然と目が追ってしまいますよね。あの翅には幻想的な魅力がたっぷり詰まってる気がします。

  2. 気を紛らわす為の本に、更に気を取られ…。
    相手を思う気持ちが、伝わって、本を手に戸惑う光景が浮かんでくるようなSSです。

  3. 『麗日』のタイトルの通り、麗らかで静かな時を思いました。
    ページをめくる紙の擦れるかすかな音。蝶の羽ばたき。差し込んでいるだろう日差し、眠り続けるメビウス。
    それを見送り、穏やかな時を過ごすカタクリ。
    丁寧な文章で、静かな優しさを感じたように思います。

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