4件のコメント

  1. 永遠の命という止まった命の時を動かす時計店。
    彼は自分の止まった時を動かすことは出来ないのでしょうか。
    見おくる寂寥感をひしひしと感じました。

    1. ご感想ありがとうございます!
      人の欲望のままに時間を止め、人が望めば解放する……彼が見送っているのは、人のそういう身勝手さなのかもしれません。
      彼自身は……そうですね、そういう人の身勝手に本当に飽きてしまったら、自分の時間を動かすことになるのかもしれません……

  2. 時計の修理にやって来た客たちは、皆、灰の塊と化していたのでしょうか?謎は深まるばかりです。

    読んでいて、なぜか映画『ダーク・シャドウ』に登場する城(館)が頭に再生されました。

    1. ご感想ありがとうございます!
      この時計店は、時計を動かすほかにも、止めることもできるのです……時計の持ち主の「時間」とともに。
      ダーク・シャドウ!
      あの物語も吸血鬼の物語でしたね。

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